子育て振り返り〜RSウィルスで入院編

我が子がRSウィルス罹患、肺炎併発で緊急入院することになり、てんやわんやしたので振り返ってみます。

【経緯】
12月月初に転居し、その翌日から保育園に通うことになった我が子。初日〜2日目までは1時間2時間と短かったせいかあまり変化もなかったのですが、3日目から突然なにかに気づいた模様で、ぎゃん泣きするように。保育士の方は「みんなそんな感じですから、大丈夫ですよ」と連絡帳にも散歩に行くと機嫌よくしていたなど記載されていたので、まあ大丈夫だろうと思っていたのですが、振り返ってみると、おそらくずっと泣いていたのだろうなあと思い当たる節がたくさん…。

それはそれとして、引っ越しの日に大量のホコリを吸ったせいか、風邪なのかなんなのか、私が咳と痰の症状に悩まされることに。そして週末を迎え、のんきにIKEAで買い物をして帰ってくる頃、鼻水が大量に出ているのでひとまず近くの小児科で見てもらうことに。ところが、予防接種の時間帯に当たってしまったらしく、症状もきかずにただ待ってくださいとのこと。ちょっとぐったりしている我が子を抱えて30分待ったところで退散。その日の夜には38.4℃まで熱が上昇。初めての発熱です。

翌朝、電話予約して再度その小児科へ。診てもらったところまあ大丈夫だろうとのことで、抗生剤などを混ぜたシロップをもらうも、我が子まったく受け付けず…。

熱がどんどん上がっているようなので、さらに翌朝近くの大学病院へ。検査してもらったところRSウィルス罹患が発覚。ウィルスなので抗生剤は効かないからと、痰切りのお薬と解熱剤だけ処方されて帰宅。その後どんどん熱は上昇してついに39℃台へ。解熱剤を使用するも38.5℃くらいまでしか下がらず。さらに夜中に、母乳をはき戻してしまったり。

さすがにこれはどうかと翌日に病院に電話して聞くも、RSウィルスは高熱と鼻水が特徴なので、全く水分が取れないとかでなければ様子をみてくださいとのこと。ひとまず近くの耳鼻科で鼻水だけ吸ってもらうことに。おじいちゃん先生には抗生剤飲んでないの?と何度も聞かれ、薬局でも同じように聞かれる。ウィルスだから…と話をするも、なんだかちょっと納得していない感じでした。

さらに翌日、一応予約を取ってもらっていたので大学病院で再診。熱を計って待っているとすぐに呼ばれました。初診のときとは別の先生が、なにやら難しい顔。週末から熱が下がらないこと、何度か母乳を吐いてしまっていること、解熱剤をつかっても39℃台にすぐに戻ってしまうことなどを話すと、すぐに血中酸素濃度を測る機械で測定、結果は93〜94。さらに先生が難しい顔に。

「入院ですね」
「…はいぃ?」

聞いたところによると、97くらいが正常値で、94くらいからだいぶ息苦しいそうです。初診の先生が言っていた通り、RSウィルスは高熱と鼻水が特徴ですが、だんだん下がって行くのが一般的だそうで、上がったり下がったりを繰り返すようだと肺炎の可能性が高いとのこと。すぐに点滴の用意をされ、血液検査に。ぎゃん泣きしつつも我が子はもうぐったりでした。

入院が決まったと言われてもしばらくは大したことないだろうと思っていて、あーIKEAの荷物が受け取れないわーくらいに思っていたのですが、完全に誤算でした。まず、病室のベッドがまだ空いておらず、あくまで小さな特診室(という名の物置)で子供とともに待機(イスもなかったので勝手にパイプイスを拝借)。

それから病室に移るも、看護師さんが尽きっきりで見ていてくれるわけではなく、母親の姿が一瞬でも見えなくなると起き上がってベッドの柵にすがって泣き続ける我が子を置いて行く気にもなれずひとまず手を握って夫の帰りを待つことに。ところが授乳したところで盛大にリバース。ここで夫に救援を求めました。
あとで看護師さんに聞いたところ、鼻水がつまっているとのどの奥にもたまってしまい、吐きやすくなるので、飲ませる前に鼻水の吸引をした方が良いとのことでした。

夫の到着を待って一時帰宅。入院の荷物を用意し、シャワー浴びて1時間半ほどで病院に戻り、コンビニごはん。我が子はずっと泣いていた模様でありました。

【子供の病状について】
これは、劇的に改善しました。入院して水分補給の点滴をし始めてすぐに37℃台まで熱が下がり、抗生剤の投与を始めた翌日には平熱に戻っていました。しばらくはぐったりして不機嫌でしたが、4〜5日した頃には起き上がって動き回れるようになり、食事もおかゆなら完食できるようになっていました。

先生には「ばいきんがはいっていたからねー。抗生剤で効いたんでしょうね」と言われたので、もしかしたら、初診の段階で抗生剤を処方してもらっていればもう少し軽く済んだのかなと思ったりもしましたが、こればかりは子供にもよるし、そのときどきなので、わからないものでしょうね。何はともあれ、命に関わるような大事にならずに済んでよかったと思いました。

【入院生活について】
この病院だけなのか、それとも一般的に小児科の入院というのがそういうものなのかはわからないのですが、大変過酷な7日間でした。

1.病室が狭く、子供用のベッドに添い寝
一応、簡易ベッドも借りられるとは言われたのですが、うちの子が入った4人部屋(それでも差額ベッド代+1525円)はほとんどベッド脇にスペースがなく、とても置ける気配がありませんでした。子供用ベッドは180cmくらいでしょうか、足を伸ばせるのですが、なにぶん横幅が狭く落下防止のために高い柵があるので圧迫感があります。最後には慣れましたが…。

2.子供から目が離せない
もともとうちの子は、基本的に同じ部屋にいれば一人で遊んでいるくらいで、30分くらいなら放っておいても大丈夫だったのですが、環境が変わったことにくわえ、点滴や血液検査などでいろいろされたせいもあるのか、一瞬でも私の姿が見えないと激しく泣くようになってしまいました。同じ部屋に入院しているお母さんに聞いたところ、他の子も同じだそうで、どんなにお父さんがいても、ひたすら母親を求めて泣き続けるのだそうです。不思議…。

一応、血中酸素濃度と心拍数が一定値を超えたり下がったりするとアラームが鳴るようになってはいるのですが、これがしょっちゅう鳴っており、けっこう看護師さんもそれに慣れてしまっているようでした。無駄なアラートが気になる職業病なので、これ、けっこうアレでした。
また看護師さんもだいぶ忙しいのか、基本的に見回るのは点滴のチェックなど定期的のみ。それ以外は、子供が泣いていても基本放置です。仕方ないのですが、やっぱり一応母親としては可哀想だなあというキモチになってしまうので、基本的に父親がいてくれるとき以外はそばにいるようにしていました。

3.母親(私)体調が悪化
ピッチピチのRSウィルスにさらされたせいか、看護生活の疲れなのか3日目あたりから私の体調も急激に悪化し、咳が激化、これに伴い脆弱な腹筋が悲鳴をあげ、咳をするたびに激痛が走るようになりました。折れてるんちゃうーと呟きながらも、一応もろもろ検査してもらいましたが、検査結果は異常なし。おそらくRSウィルスによるただの風邪症状とのことでした。入院中の大学病院では薬を出してもらえなかったので、近くのクリニックで漢方を処方してもらい、3日目くらいからようやく落ち着くことに。それまでは、夜中は子供より私の方が苦しんでいる有様でした。

4.看護に付添人が組み込まれている
付添人の看護用の設備はないにもかかわらず、日に三度の吸引や食事、点滴が取れた後のシャワーなどは基本的に付き添い人の担当になります。まあ、母親がやった方が子供も安心するので、合理的なんですが、本当に体調しんどかったときはお願いしたいなあというのが本音ではありました。付添人に関しては、食事もないので、基本院内のコンビニごはんだったり。体力勝負なのにどんどんHPが削られていく感じでした。

【振り返り】
RSウィルスは今のところ特効薬がなく、1歳前後の子供の入院原因No.1と言われました。ただ、周りのお母さんたちにきくと、割と軽快しているお子さんも多く、入院しても3〜4日で済んでいる子も多いようです。うちの子は7日と比較的長くかかってしまいましたが、抗生剤の投与のタイミングや週末に発熱したので、受診のタイミングなどもあったのかなと思います。

ひとつ感じたのは、まず何より小さな子供がいる家庭は、一家全滅が一番怖いので、とにかく予防に努めること。特に夫婦が共倒れすると目も当てられないので、病気かな?と感じたらなるべく早く受診して薬をもらって早めの回復を図ること。特に母親が授乳中であまり薬が飲めない場合は悪化する傾向があるので、お父さん方は無理せず早めに受診、がっつり薬をもらって早めに治すことを心がけていただければ。我が家は夫がともに頑張ってくれたおかげで大変助かったのですが、退院後に倒れてしまい、さらに大変な事態を迎えておりました。

また、子供の病状についても、病院からの指示を聞きつつも、なんだかおかしいなと母親が感じたのであれば、思い切って病院で受診するのも大事かなと思いました。もう一日早く受診していればもう少し軽く済んだかも…と少しだけ後悔しました。こればかりはわからないのですが、肺炎を併発している場合、ひどくなると命に関わることもあるので、様子見もほどほどにということで。

幸い我が子は現在ピンピンしておりますが、まだまだロタやノロなど怖い季節なので、手洗いうがいなど気をつけていこうと思います。
…けど、保育園でもらってくるんだろうなあ…。

ちなみにもう年末まで間もないこともあり、今年は保育園を諦めて再度ならし保育から来年再チャレンジすることにしました。年末までに体調を崩すとコワイので…。幸い仕事復帰を20日でお願いしていたので、なんとか間に合うかなあと…

ともあれ、入院は本当に大きな経験になりました。願わくばもうお世話にならなくて済みますように…。